2012/06/19
施術例 1


約1ヶ月程前より左足親指の痛みが取れないクライアント様のお話し。
問診をさせて頂きましたところ、健康診断で尿酸値が高かったとの事。普段の食生活ではビールが大好き！と…。
足の親指が痛い！と云うお悩みで考えられる事は様々ですが、尿酸値が高かった事やビールを良く飲まれるという事から頭に浮かぶのは「痛風」です。今回のクライアント様の場合、まだ痛風との診断は受けていらっしゃいませんが、少しご注意された方がお身体には良さそうです。(尿酸はプリン体含有量が多い食品摂取のし過ぎ等で上昇しやすい。特にビール、いわし等にはプリン体が多く含まれているようです。) 更にお話しを伺うと、一日にその他の水分補給はペットボトルで500ml飲むか飲まないか程度、運動はされないとの事。尿酸がカラダの中で増え過ぎると関節の痛みが生じる事もあります。そのような事も考えながら、身体の歪みを施術させて頂きました。
身体均整法は身体の歪みの原因を、(カラダの外側の疲れからくる歪み:筋肉、骨格系)と(カラダの内側の疲れからくる歪み:内臓、神経系)と大別して観察する事もあります。
このクライアント様の歪みの原因はカラダの内側の疲れかるくるものでした。左側にカラダを傾ける傾向の歪み、左足親指土踏まずラインが右と比べて少し腫れぼったさがありました。身体均整法の技術の一つに経絡を用いた操作法があります。経絡(ツボや気の流れに基づいた)操作法はカラダの内側の疲れに対してもアプローチ出来る操作法の一つです。今回のクライアント様には、この経絡操作法を中心に脊椎(背骨)の調整も含めて左側に傾く歪みを整える施術をさせて頂きました。左右に傾ける傾向の方の中では消化器系のお疲れがみられる時もあり、クライアント様には少し消化器系のお疲れが伺われました。施術後は、左足親指土踏まずラインの腫れぼったさが無くなり、クライアント様にも確認して頂きました。施術後のアドバイスとして、３日間はあまり無理をなさらずに過ごして下さい。とお願い致しました。
痛みの原因は様々です。お困り、お悩みの方どうぞご相談下さい。◇大村身体均整院◇

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